睡眠薬を飲み物に入れたら

睡眠薬は睡眠障害を持っている人たちにとっては生活の質を維持するために欠かせないものであり、多くの人の生活を救っている大事な医薬品です。需要の高さから研究開発も鋭意に進められてきており、その種類も多様化を続けてきました。作用メカニズムの違う睡眠薬が多数開発される一方で、睡眠について効果のある作用時間を変えた医薬品も多数開発されてきています。成分の違いによって作用時間が異なるものも多数ある一方で、製剤の仕方を変えることによって作用時間を変化させている睡眠薬もあります。そのため、正しい薬効を得るためには与えられた薬の状態のままで正しい方法で服用するということがとても大切になります。稀に薬を水に溶かして飲むという人もいますが、そうすることによって吸収が早くなってしまったり、吸収する前に分解を受けてしまったりといった形で予期されていない状況ができてしまうリスクがあります。そうなると副作用が発現してしまったり、効果が得られなかったりしてしまう可能性があるのです。
一方で、睡眠薬は人を眠らせることができる薬剤という見方をすると悪用することもできる危険なものであることは知っておかなければならない事実です。睡眠薬を渡して飲ませようとしても誰も飲まないでしょうが、飲み物にこっそりと入れて飲ませてしまえば眠らせてしまうことができるものなのです。そういった悪用が可能であるからこそ医師の処方箋なくしては購入できないようになっていて、必ず薬剤師による正しい使い方の指導を受けて服用する仕組みになっています。危険があるとはいえ睡眠障害を持つ患者にとっては不可欠なものであることから、こういった管理体制をもって教育を行っていくことが必要なのです。

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